「大魔神」

「大魔神」は1966年に大映が製作した「大魔神3部作」の一つで「大魔神怒る」「大魔神逆襲」の最初の作品である。当時の時代劇の特撮とし、かつての正義のヒーロー的な面を持ちいつまでも心に残る。戦国時代、優しい顔をした石造があり悪人が陰謀をたくらみ、民衆が虐げられると、穏やかな表情の石像だった大魔神が劇中で怒り顔になり復活・巨大化して動き出し、クライマックスで破壊的な力を発揮して悪人を倒すという劇構造を同じくする。

この映画は1996年3作撮影、3作放映され、時代劇としても成功しヒットしたが制作費がかかり儲けにはならなかった。今でも佐々木投手が「大魔神」と言われるようにインパクトはすごかった。