「台風クラブ」1985年8月31日より一般公開された相米慎二監督による日本映画。台風の襲来をきっかけとして、日頃の鬱屈した感情を爆発させる少年少女の姿を通して、思春期の少年少女たちの危うさ・脆さを表現している。一見理解しがたい表現や、今日では規制の対象となるであろう過激な表現が散見されるが、
それがかえって登場人物の心情の複雑さを浮き上がらせている。